2019.4.28:1日目その1:東京〜天津(鄭州)〜ウルムチ〜カシュガル
深夜1:30、羽田発天津行き。
9割方が中国人客(旅行客と、日本で暮らす人)で、窓口大混雑。
安いのに、全席にモニターと電源がついてる。天津航空できる子や。
機内食はビスケット。
これは、非常食としよう。
予定より2時間ほど遅れて、天津空港に到着。
入国手続きを済ませ、乗り換えのためにふらふらと国内線の出発ロビーに来たが、なんかおかしい。
次に乗るべき天津発ウルムチ行きの窓口がどこにもない。
あれれあれれ?とさまよい歩いてやっと気づいた。
鄭州空港て書いてある。
ここ、天津空港だと思い込んでたけど、鄭州空港や。
そういえば着陸後、機内放送で「空港の問題で〜」「とりあえず降りろ〜」となんかモジャモジャ言ってた。
だから時間通り出発したのに、あんなに到着が遅れたのかー。
それにしても、全然気づかんかった。空港の名前って、意外とどこにも書いてないもんだ。こんな小さくしか書いてなかった。
我ながらボーッと生きてる。
問題の天津航空の窓口がないので、みんな誰に文句を言うべきか右往左往している。
私も5分くらい呆然とした後、諦めて南方航空でウルムチ行きの航空券をえいやっと購入。
このあと、天津→ウルムチ→カシュガルと、乗り継ぐ予定だったので。すぐウルムチに行けば、カシュガル行きの乗り継ぎに間に合うのだ。
あとで、天津航空に文句言ってもダメだろうなあ。ほんとはここで代替便の案内があるまで、粘った方がいいんだろうなあ。
保険で少しは帰ってくるかなあ。
でも、もういいや。4万くらいで予定通りの旅程が保たれるなら、安い勉強代です。
天津航空、どんなに安くても2度と乗らねえ。
ということで、歯を食いしばって南方航空でウルムチへ。
機内食はまあまあ。
メニューが聞き取れず、「ジーロウ(鶏肉)」で押し通した。悔しい。
ヨーグルトと干しブドウが美味しかった。
ウルムチ空港到着後、カシュガル行きへの乗り換え時間は、約1時間とギリギリ。
ウルムチ空港のT3(ターミナル3)からT2まで走ってなんとか間に合った。
あと、警備員さんにあわてて「ティーツーはどこ?」と聞いて全然通じず、「ああ、ティーアールのことか」と言われてハッとした。
そうだ。ここは中国でした。
「F4」を「エフスー」と読む国でした。
天津の案内も、機内食のメニューも聞き取れず、
全体的にガックリです。
あとウルムチ空港ロビーの椅子が、全部マッサージチェアになってた。
自販機なども含めて、こういうのは全て、なんとかペイでの支払いぽい。なんとかペイ欲しい。
手持ちの銀聯カードでなんとかペイを入手できんかと頑張ったけど、古いカードでダメだった。悔しい。
海南航空は初めてですが、空姐の制服がチャイナドレスでセクシー。
こんなんでイスラム圏飛んで、怒られないんですかね。
しかし頭のかんざしは、可愛いけど危ない気がする。
何かに引っかかったり刺さったりする恐れもあるし、万が一、暴漢に奪われたら武器になりそうなんやけど。大丈夫なんかね。
今度は聞き取れた。
カシュガル空港到着後、1路のバスでエイティガール寺院へ。
パッと見、街の様子は10年前、20年前と変わらんけど、
言われてみれば、中年男性が少ない気がするし、ヒゲの人はさらに少ない気もする。
エイティガールの並びにある、ネット予約していたホテルにチェックイン。
118元(1,957円)。安い。嬉しい。
こちらは最近、「スルタンホテル」から、「ヌルランホテル」に名前を変えたらしい。
時節柄、イスラム色を排する必要があるんでしょうね。
約20時間かけて、東京の自宅からカシュガルのホテルまで。
いつもは2〜3日かけてゆっくり移動してたけど、
やれば1日で来れるもんやね。